「横浜イングリッシュガーデン」という施設があるのをご存知でしょうか?
何と横浜市の中心部にある、2000㎡と中々の広さを持つ本格的なガーデンなのです。整えられたガーデンに、年間を通じて花々が咲く様は都会の中の癒しのオアシス。バラとアジサイの季節に訪れてみました。
住宅展示場内にあるイングリッシュガーデン
ガーデンのある場所は横浜駅からひと駅、相模鉄道平沼橋駅近くです。ここにはtvkハウジングプラザという日本最大級の住宅展示場があり、その一角のガーデン&一般家庭への施工プラン相談窓口、という形で設けられた施設です。

しかしガーデンの内容はそれを超えた本格的なもので、バラのアーチや芝生庭園、結婚式場庭園、4つのテーマ別庭園を備えます。
園内には1200種類のバラを中心に、チューリップ、クレマチス、アジサイ、各種ハーブ、ユリ、桜、水仙、コスモス、マグノリア…本当にさまざまな草花を自然に見えるよう計算し配置されています。

筆者が訪れたのはちょうど6月末の、バラが終わりかけアジサイが最盛期のシーズンでした。この頃になると初夏に花をつけるたくさんの植物が、ぐんぐん伸びて葉が繁った姿となり、ガーデン内では生命力に溢れた賑やかさを感じます。

特に美しかったのが白いアジサイ、アナベルです。ホワイトガーデン(白い花ばかり集めたガーデン)の主役となるだけでなく、最後の満開の姿を見せるバラ達に添えられるようにも配置されてより白が美しく映えて見えました。
ガーデン散策後にもお楽しみが
2000㎡とはこの手のガーデンでは決して広くはありません。しかしその面積でもたくさんの草花を効果的に見せるため、回廊や散策路をとても良く造りこんでいます。そのため一周すると結構歩くことに…

その疲れを癒すには、テラス席もあるSEASON’S CAFEへ。軽食と喫茶メニューは充実していて、土日のランチタイムにはビュッフェが開催されます。ちなみに夜間には予約制でパーティやイベントが行えます。
カフェのお向かいにはオリジナル製品やガーデングッズを販売する「コピスガーデン横浜」があります。ここでお土産を買うも良し、ガーデニングを始める!と買いそろえても良し。結構広い店内ですのでさまざまな品に出会えます。

おわりに
横浜にガーデンがあるということは知っていました(前身有名な「バラクライングリッシュガーデン」でした)が、まさかこんな都会の只中だったとは、実際行ってみるまでわかりませんでした。
地元でもご存知ないかたは多いようです。横浜駅・平沼橋駅からのアクセスも良いことですし、ちょっと変わった横浜観光はいかがでしょうか。
旅データ
- 営業時間:10:00~18:00
- 入園料:大人500円
- アクセス:相模鉄道平沼橋駅徒歩10分 横浜駅西口より無料送迎バスあり
- URL:https://www.y-eg.jp/index.php