11月中旬、紅葉の絶景地を求め、安居渓谷まで赴きました。酷道(誤字に非ず)439号線からさらに7.6キロの道のりを車で進むこと30分、必死の思いで辿りつきました。道が細く険しいため、運転には注意が必要です。
やっとの思いで到着した甲斐があり、紅葉を見るのに絶好の時期でした。

ごつごつとした巨石が並ぶ川沿いを、紅葉が赤く染めています。

青空の下、色とりどりに染まった木々が出迎えてくれます。

安居渓谷に入って最初の見どころ、みかえりの滝。

渓谷には赤い橋も架けられています。蓬莱橋という名前なのですが、スズメバチが出るとのことで渡ることができず。これはちょっと残念でした。

紅葉が流れていく、安居川。
「仁淀ブルー」で知られる仁淀川の上流にある支流で、ここの青さもまた美しいと思います。

紅葉に染まった安居渓谷をしばし散策します。

川のせせらぎに耳を傾けたり、紅葉に目を向けたりとのんびりとした時間を過ごします。

乙女河原と呼ばれる場所。奥の方には沈下橋が見えます。

この安居渓谷の奥には「飛龍の滝」があるそうで、そこまで行くことにしました。看板によれば360メートルくらいの距離のようです。

石畳の道は緩やかな上り坂で、敷き詰められた紅葉のせいもあり、滑りやすくなっています。道も人がすれ違うのがやっとの細さ。ゆっくりと歩いて先へと進みます。
途中の小川にはあめご(※川魚)の群れが。手つかずの自然が残っています。

遠くから滝の流れる音が聞こえてきます。飛龍の滝にようやく到着です。

荒い岩肌と白煙を上げる滝と紅葉のコントラストに、しばし見とれます。
飛龍の名に相応しい、力強さを感じられる滝でした。
旅データ
- アクセス:池川総合支所前バス停からタクシーで20分
- URL:https://www.town.niyodogawa.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=946