横浜といえば、中華街、赤レンガ倉庫、みなとみらいなどなど、魅力的なスポットがたくさん。どこに行くか迷うほどですが、今回は、友人におすすめされた山手町周辺、元町駅から港が見える丘公園までのコースを歩いてみることにしました。
みなとみらい線の元町中華街の駅から直結のエスカレーターに乗ると、アメリカ山公園に出ます。

整備された芝生と花壇が美しい園内を、横浜のシンボルであるマリンタワーをうしろに見ながら進みます。
ちょうど“全国都市緑化よこはまフェア”が開催中で、港が見える丘公園までチューリップのかわいいプランターが道先案内をしてくれました。

アメリカ山公園を出て、外国人墓地の横を登って行くと丘の上に到着します。外国人居留地だった当時の雰囲気が今でも残っている場所です。
こちらは「山手資料館」。明治42年に建てられたそうです。

淡い緑の壁と赤の屋根がかわいらしい、まるで絵本に出てきそうな洋館。

ちょうど桜の時期、外国人墓地に隣接する元町公園は、お花見スポットとしても知られているそうです。レトロな公衆電話ボックスがここの雰囲気にぴったり。横浜市気象台の桜の標本木もこの元町公園にあるそうです。

たくさんの花に彩られた「山手234番館」。

1927年に外国人向けのアパートメントハウスとして建てられたそうです。館内も自由に見学できて、ちょうどイースターの飾りつけがされていました。素敵なお家にお邪魔したような気分を味わってきました。
[clink url=”https://girls-tabi.com/yamate234bankan/”]異国情緒あふれる洋館の並ぶスポットの散策したあとは「港が見える丘公園」へ。緑化フェアの会場にもなっている公園内は、まさに百花繚乱!きっといつも以上に華やかな雰囲気でした。ハート型に見えるピンクの桜の木。青空に映えてとってもきれい。

横浜港を見下ろせる展望台、最高のロケーション、夜景も有名だそうです。遠くにはベイブリッジも見えます。

ローズガーデンが有名ですが、緑化フェアの期間中“香りの庭”が出現していました。足を踏み入れると、甘くて優しい香りにふんわり包まれます。100種類ものバラや、香りの植物を集めたそうです。しばらくベンチに座って、香りと色とりどりの花を楽しむ至福のひとときを。

園内にはかつて英国総領事公邸だったイギリス館もあります。まわりにはセンスの良いイングリッシュガーデンも見ることができました。

洋館、外国人墓地、港が見える丘公園のパノラマビューと、花咲き乱れるガーデン。港町横浜らしい、異国情緒あふれるエリアで、ちょっとした外国気分を味わえた贅沢な時間でした。
旅データ
- アクセス:元町・中華街駅から徒歩5分
- URL:https://www.welcome.city.yokohama.jp/