バンコクが東京だとすると、チェンマイは京都のような町。城壁に囲まれた趣あるこの町はかつてタイ北部の王国の首都でした。100を越える寺院が街中にあり、1日ではとても周りきれません。
毎晩行われているナイトバザールや日曜日の夜に行われているサンデーマーケットでは、雑貨や衣類などが安く売られています。近くに少数民族の村がいくつもあるので、民族衣装を身にまとった人々をよく見かけます。
長期滞在者も多いチェンマイ。マッサージを習ったり、ヨガをしたり、タイ語を勉強したり、楽しみ方はそれぞれです。
水かけ祭りと灯籠流し
年間を通してさまざまなお祭りが開催されていますが、チェンマイで体験したいのは4月に行われるソンクラーンフェスティバル(水かけ祭り)と11月に行われるローイ・クラトン(灯籠流し)。
タイのお正月を祝うソンクラーンは他の地域でも行われますが、チェンマイのものは規模が大きく世界中から旅行者が集まります。ローイ・クラトンでは、コーム・ローイと呼ばれる大きな熱気球を夜空に上げます。その様子はとっても幻想的です。
チェンマイでできること
トレッキング、エレファントキャンプ、モンキースクール、ゴールデントライアングル、少数民族を訪ねるツアー・・・。その他にもチェンマイには温泉まで沸いています。(サンカムペーン温泉とルン・アルン温泉。)
スパやマッサージも有名で、トリートメントを受けるのはもちろん、長期滞在をしてマッサージを習得する人もたくさんいます。少数民族を訪ねるツアーでは、首長族がいる村に行くコースが人気です。
チェンマイの郷土料理
チェンマイでは同じタイでもバンコクとは少し違ったグルメが味わえます。一番有名なのは、カオ・ソーイというスープ麺。カレー味のスープに、茹でた麺と油で揚げた麺、それに茹でたチキンが入っています。これはチェンマイに行ったら絶対に食べて欲しい一品です。