ツアーには観光や食事がついたプランや、観光や食事がなく自由行動ができるフリープランなどがあります。どちらも一長一短あるので、悩んでしまうもの。
そこで今回はツアーを利用した一人旅で、全行程ほとんど観光と食事がついているものに参加した場合のメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
メリットとしてあげられるのはまず1番は、英語がほとんどできない、という人でも問題ないということです。
日本の空港の集合から海外に行って帰って解散になるまですべて旅行会社にお任せですから、自分では「集合時間をちゃんと守る」「貴重品の管理をきちんとする」など、気をつけるだけで、一人海外旅行が可能です。
添乗員もしくは現地係員がついていて、航空会社のチェックインから、ホテルのチェックインもろもろ、全部やってくれます。
まったく海外旅行が初めてでも大丈夫です。観光も最近はイヤホンガイドを使って日本語ガイドが案内してくれますから楽チンです。
デメリット
一方最大のデメリットは、日本のしがらみがそのままツアー中も続く可能性があるということです。ツアー中毎日毎食一緒となると、どうしても同じツアーの人たちと食事中もお話することになります。
それで、このお話の内容が現在滞在している国のことであればまあそれなりにいいのですが、よく聞かれるのは「どこに住んでるか」「どんな仕事をしてるのか」「いまままでどこの国に行ったか」などなどがほとんどです。
なんのために今海外に来ているのかな?これは日本でする話では?と思うような内容が大半でちょっと面倒くさいなあ、という状況になることも。
最後に
このメリットとデメリットを考えて、ツアー選びの際の参考にしてくださいね。余談ですが、こういったツアーは「金魚鉢ツアー」と言われてると以前外国の方に聞いたことがあります。
価格的には個人で手配するより安いですし、利用価値は十分あるのですが、まあ気分転換に海外に行っているのに、日本の仕事のことなど聞かれるのはあまりうれしくないのが実情です。
ツアーに参加するときの対策としては、①自分のプロフィールを聞かれて当たり障りのない形で頭にまとめておく、②なるべくフリータイムの多いものを探す、③相部屋は避けるの3点が挙げられます。