旅にはトラブルがつきものです。よくあるひとつが盗難。海外の発展途上国では特にそういうトラブルの話をよく聞きます。ちょっとでもそのトラブルを避けられるように、そのポイントをお話しします。
自分のものとわかる目印をつける
特にスーツケースは同じ形や色のものがあって間違って持って行かれる可能性もなくはありません。
ハンカチや大きいシールで自分のものとすぐ分かる目印をつけましょう。住所の書いてある名札は、悪用される可能性もなくもないのでつけないほうがいいでしょう。
もちろん、カギは必ずすること。貴重品は必ず手元に置いておくようにしましょう。現金はいうまでもありません。日本ではありえませんが、空港の職員が盗むという話もよくあります。
荷物は目の届くところへ
長距離バスや飛行機を使用する場合、車内や機内に持ち込めるサイズのバックで移動できるとベストです。といいますのも、預けた荷物が盗まれる、誤って持っていかれるということが起こりうるからです。
そういう心配をしないようにも、できるだけ荷物はコンパクトにして手荷物にできるようにしましょう。
足元に置かない、体から離さない
これは鉄則です。特に空港、バスターミナル、駅では観光客を狙ったスリや泥棒が目を光らせています。ちょっと目を離したすきに置き引きされた、ポシェットをイスに置いたまま席を離れたら、いつの間にか盗まれていた、など。
そういうトラブルに合わないように、隙をみせずに手元に持ち常にバッグの位置を確認しましょう。現金、カード類は分散させて持っておくのがベター。分散させておけば何かあったときにトラブルも分散されます。
終わりに
最悪トラブルにあったら、あわてず、すぐ警察に届ける、カードを止める、などの処置をしましょう。トラブルを回避するに越したことはないですが、早急に対処することもトラブルの拡大を防ぐポイントとなりますよ。