静岡

【静岡】漫画「テルマエロマエ」にも登場した旧温泉旅館「東海館」で昭和レトロに浸る旅

東海館

温泉で有名な静岡県伊東市。JR伊東駅を降りると、すぐにたくさんのホテルや旅館のお迎えが並んでいて、人気の温泉街なんだな~と実感します。

東京から特急踊り子号で、景色を楽しみながら、およそ1時間40分の鉄道旅。週末にさくっと行ける温泉地です。

温泉は夜に楽しむとして、昼間に観光できる場所を探していたら、「東海館」という建物を見つけました。駅から1kmほどの距離。観光客や、地元の人でにぎわう商店街をのんびり歩きながら、東海館をめざすことにしました。

見えてきたのは歴史を感じるイイ感じの木造建築。

東海館外観

ガイドブックによると、昭和初期に建設され、当時の面影を残した貴重な木造建築とのこと。温泉旅館だったのが、平成9年に廃業し、伊東市が観光施設としてオープンしたそうです。

客室

客室もとってもきれいに保存されていて今でも泊まれそう。和風のお部屋の障子や、床の間の柱など、とても凝った装飾がされていました。奥の障子には富士山が。

こんな舟をモチーフにした障子もありました。

舟の障子

何でも木造3階建のそれぞれの階を3人の棟梁に競わせてつくったそうで、凝った装飾には職人さんの意地とプライドが込められているようです。

部屋からは隣を流れる松川がみえます。温泉に入って川を見ながら涼んだらきっと気持ちいいでしょうね…

窓からの川

中央には中庭もありました。ちょっと映画の千と千尋の神隠しを思い出すような建物です。

中庭

3階に登るとモダンな照明が吊るされた120畳の大広間が!きっと昔はたくさんの人が集まって、夜な夜な宴会が開かれたんでしょうね。

大広間

館内には望楼もあり、急な階段をどきどきしながら登ると、伊東の街が見渡せる景色に出会えました。

望楼

今でこそ普通の高さですが、きっと当時は一番高い場所だったはず。なんて考えながら、しばらくぼーっと眺めてました。

ほかにも伊東在住の彫刻家、重岡建治さんの作品が展示されているスペースもあって、美術鑑賞もできてしまいました。

彫刻

隣を流れる松川では7月にはユニークな「タライ乗り競争」、8月には幻想的な「灯籠流し」などのイベントも行われているようです。東海館を訪ねるついでに、イベントも体験できたら素敵ですね。

灯籠流し

そして、なんと東海館の温泉は現役で土日・祝日は入れるそうです!私が訪ねた日はお休みで入れず…。総タイル張りの昭和レトロな温泉、入りたかった。いつかリベンジしたいと思います。

旅データ