仙台に旧石器時代の人々の生活を紹介した、地底の森ミュージアムがあります。旧石器時代というと、今から2万年前。現在よりも年間の平均気温が7-8度低い氷河期でした。
そんな時代に旧石器人たちは獲物を求めて移動しながら生活をしていたようです。ここの目玉は旧石器時代人たちがたき火をした跡が見られることです。館内に入るととても大きな遺跡展示があります。

ここにそのたき火跡やシカがフンをした跡が残っています。学芸員さんの説明を聞きながら数分おきに流れるスライド映像を見ると、旧石器人達がここでたき火をした時の様子をリアルにイメージすることができます。
今の時代では想像がつかないような人々の営みがこの場所で行われていたと思うと不思議です。
そのあと、順路に従って上の階へ行きます。そこでは、旧石器人の営みや富沢遺跡の環境について詳細な展示がされていました。記念に顔はめパネルで写真も撮れます!

こちらのミュージアムでは外の庭園の部分で氷河期の森を復元しています。
グイマツやモミなどの針葉樹林をはじめ90種類以上の植物が当時さながらに栽培されています。こちらもスタッフさんの丁寧な説明を聞きながらめぐることができました。
普段では感じられない旧石器時代の目撃者になれる興味深いミュージアムでした。
終わりに仙台に来たのでおいしい牛タンを食べて帰りたいなと、仙台駅まで戻り、有名店の『閣』を訪れました。

おすすめの牛タンたたきは、自家製の甘酸っぱいたれがかかっていてさっぱりとしていておいしかったです。

そしてメインの牛タン焼き。こちらも肉厚で柔らかく、口の中ではとろけるおいしさ。

仙台に来た際にぜひおすすめしたい名店でした。
旅データ
- 入館料:460円
- アクセス:地下鉄長町南駅から徒歩5分
- URL:https://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/