夏に修善寺を訪れたらぜひ訪れてほしいのが、吹き抜ける風と川のせせらぎが涼し気な「竹林の小径」です。実はこの竹林の小径、恋愛運もアップするという噂が。そこで今回は涼をとりながら、恋愛運がアップするという、一度で二度おいしい「竹林の小径」へ行ってきました。
修善寺駅からは歩くよりバスで
竹林の小径は駅から歩いて(20分)いくこともできますが、暑い夏はバスでさくっと移動することをおすすめします。伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅から、伊豆箱根バスまたは、東海バスの修善寺温泉行きに乗って、修善寺温泉で下車すると、徒歩5分で竹林の小径に到着です。

修善寺周辺には、徒歩で行ける範囲に教会や足湯、お寺や神社などあるので、そちらに足を伸ばしてみるのもよいかもしれません。

竹林の小径を歩きながら恋愛アップ!
竹林の小径に入ると、視界は緑に染まります。道の両側は青々と茂る竹に囲まれて心地よい日陰になったおり、吹き抜ける風も2~3度低い気がします。

竹林の中には桂川に架かるいくつもの赤い橋があり、ここが恋愛運アップのスポットになっています。橋は全部で5つ。それぞれに夫婦円満・結婚祈願・子宝祈願・恋愛成就・良縁祈願となっており、橋を渡る際に願いごとを唱えながら渡ると、願いが叶うらしいので順番に渡ってみました。
渡月橋・・・みそめ橋。(良縁祈願)

虎渓橋・・・あこがれ橋(恋愛成就)

桂橋・・・結ばれ橋(子宝祈願)

楓橋・・・寄添い橋(結婚祈願)

滝下橋・・・安らぎ橋(夫婦円満)

5つの橋を渡り終えて、ふと気づきました。出会いから始まり、夫婦円満まで、時系列順に願いごとができるようになっているんですね。
ただ一つ。ご時世だなあと思ったのが、良縁→恋愛ときて、子宝→結婚→夫婦円満となっています。・・・ん??出会って付き合って、子供ができて、結婚!?できちゃった婚を想定しているのでしょうか?う~ん、おおらかでいいなあ。
この5つの橋は、源頼家と妻のかつらが愛をはぐくんだと伝えられる新歌舞伎の「修善寺物語」から。この物語の舞台となったのが、修善寺温泉の中心を流れる「桂川」なので、それにあやかって、桂川に架かる橋が恋愛祈願の対象になったのでしょう。
恋愛(祈願)に夢中になって周りが見えなくならないようにしたいのは現実も一緒です。願い事を呟きながら橋を渡ることに夢中になりがちですが、周りの眺めもとてもきれいなので、たまには辺りを見回して、景色を堪能してくださいね。
特に緑の竹林の中の先に見える赤い橋はとても印象的。

浴衣姿が景色にぴったりなカップル。

川沿いには風情あるお宿もありました。

こちらは政府登録国際観光旅館「新井旅館」です。

入り口側からはこんな感じ。歴史を感じる建物です。

また、この竹林の小径には、無料で楽しめるギャラリー「しゅぜんじ回廊」もあります。歩くスピードをちょっとゆるめて、のんびりと散策してみてはいかがでしょうか。
旅データ
- アクセス:修善寺温泉駅バス停から徒歩5分
- URL:https://www.shuzenji.info/kankou/sightseeing…
