大分といえば別府や湯布院など良質な温泉で有名ですが、意外と忘れられがちなのが大分市内です。
今回はターミナルが整備され新しい駅舎が完成して注目を集めている大分駅から、バスで25分ほどの所にある高崎山自然動物園を訪れました。ここは野生の猿の群れに餌付けをしていることで有名な、おサル天国です。
出発点は大分駅。生まれ変わった駅舎がこちらです。ここからバスで高崎山に向かいます。

当日はあいにくの天気で、雨こそ降っていないもののいつ降り出してもおかしくないという曇天でした。入り口はこんな感じです。

写真では少しわかりづらいのですが、中央にある建物からモノレールで山を登っていきます。

モノレールからの眺めです。海が見渡せるはずなのですが靄がかかっていてよくわかりません…。

モノレールを降りると、早速おサルさんが迎えてくれます。

ここの魅力は何といっても野生のおサルさんを間近で見られることです。こんなに近くで見られるんです!
本当に手を伸ばせば触れる所にいるのですが、おさわり厳禁なのでぐっと我慢します。「おサルさんを持って帰らないように」と飼育員さんから注意されるのですが、確かに持って帰ろうかという気にさせられる近さです。

赤ちゃんザルもたくさんいました。夏が出産のピークだということなので、この子たちはまだ生まれたばかりということになります。本当に、思わず持って帰りたくなるかわいさです。

群れはこれぐらいの規模になりますが、この日は数が少ないということでした。多い時にはこの倍から1.5倍ほどが集まるそうです。

すごいかっこうでノミを取られているおサルがいました。気持ちよさそうですね。野生とはいえ人に慣れているのか、本当に無防備な姿があちこちで見られます。

この子は(多分)生まれたときにちょっと話題になったシャーロットちゃんです。

イギリスのウィリアム王子のお子様にあやかって名付けられましたが、サルにプリンセスと同じ名前をつけるとは何事だ、と問題になったのを覚えている方もいるかと思います。
名前の問題は無事にクリアされ、彼女は一躍人気者になりました。
季節のせいか本当に小さな赤ちゃんをたくさん見かけました。お母さんのお尻にくっついている子もいればお腹にしがみついている子もいました。

うっとりしながらおサルにまみれること1時間、雨がぱらついてきたので名残惜しく帰路につきました。
旅データ
- 入園料:510円(モノレール100円)
- アクセス:大分駅前からバスで25分
- URL:https://www.takasakiyama.jp/takasakiyama/
