女性ひとりで海外に行く際は基本誰も助けてはくれません。そこで今回は出国手続きの仕方についてわかりやすくご紹介します。
家を出る前に確認すること
時間を守る
何よりも大事なことは、時間に余裕を持って行くことです。海外に行く際はフライト時間の約2時間前には着いておきましょう。渋滞や何かのトラブルなどが心配なときはもう少し早めでも良いかもしれません。
刃物類の確認
飛行機に乗る際は、刃物などを手荷物の中に入れて持って入ることができないので、きちんとスーツケース(預けるほうの荷物)に入れておきましょう。ハサミはもちろんのこと、爪切りやまゆげ切りばさみなどもです。
そのほか、不安なものがあるときは航空会社に聞きましょう。
液体物の確認
いろいろな国でテロが起こって以来、液体物を手荷物で持って入る際にはきちんとしたルールがあります。100mlを超える液体物は禁止です。持っていくと手荷物検査場で破棄する必要があります。
100ml以下の容器に入った液体物の場合は、容量1リットル以下のジッパーのついた透明プラスチック製袋に入れておきましょう。
空港に着いたら
搭乗手続き
基本的に搭乗手続の前には預けるトランクのX線検査があります。そのあとに航空会社のカウンターで、航空券やEチケットとパスポートを見せます。
荷物を預け、引換証(クレイムタッグ)を受け取ります。この際、席に余裕がある場合や早めのチェックインであれば席が選ぶことができます。「窓際」か「通路側」希望があれば言ってみましょう。
手荷物検査
手荷物検査を行う際は少し緊張するかもしれませんが、落ち着いて行いましょう。X線探知機で手荷物を検査し、金属探知機をくぐります。その際に音が鳴ると、ボディチェックを受けることもあります。
そうならないためにもベルト、電子機器、貴金属などはボックスに入れておきましょう。上着なども脱ぐ必要があるので、スムーズにいくように準備しておきましょう。
出国審査
パスポートと搭乗券を出国審査官に提示します。このとき「出国」のスタンプがパスポートに押されます。これで日本から「出国」したことになるのです。
免税店
出国したあとは免税店で免税品を買うことができます。ただ、まだ旅の始まりなので、重くなる心配のある場合は我慢が大事です。
搭乗
搭乗口(出発ゲート)に着いたら、航空会社の係員から搭乗案内のアナウンスがあるまで待ちます。だいたい、出発時刻の20~30分前になると、アナウンスが流れるので、きちんと聞いておくようにしましょう。
その際も、遅れないように時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
ポイント
スーツケース(預ける荷物)には、自分のものと分かるようにネームタグやベルトで分かりやすいようにしておきましょう。
ひとりで待っていると、うとうとと寝てしまうこともあるかもしれませんが、飛行機に乗り遅れてしまっては意味がありません。気を引き締めておきましょう。