プラハの街歩きに一番便利なのはトラムです。
新型のバリアフリーのトラムも一部の路線で運用されていますが、まだまだ古いレトロな車両が多いのが魅力です。プラハの古い町並みとトラム、誰が撮っても絵になる写真になります。
それはさておき、まずはホテルのフロントなどでプラハの市内地図をゲットしましょう。日本のガイドブックなどにはあまりトラムの路線図が掲載されていないのですが、現地の地図だと観光に必要な範囲はばっちり載っています。
ちょっと不安だな、と思う場合は、どこどこにトラムで行きたいのだけど、とフロントで聞いてみましょう。トラムの車内にもわかりやすい路線図が貼ってあります。
トラムの停留場はバス停のような感じで、行き先と時刻表がきちんと出ているところが多いです。問題になるのは、行き先はあくまでチェコ語表記なんですね。でもあわてずに、自分の行きたい場所のチェコ語表記を前もってチェックしておけば、それほど難しくありません。
バスと違って、方向を間違えたり乗り過ごしてしまったら、線路の反対側の停留所から戻ればいいだけなので安心です。地上を走ってますから、街並みも楽しめますし、乗っていて楽しいですし、乗り換えもわかりやすいです。
ときどき工事やイベントのために走る路線が変更になったりしますが、問題になるほどではありません。こういう場合は、よく見ると停留所に変更の旨のビラが貼られていたりします。
また、地下鉄に比べてトラムのほうがスリグループも少ないように思われます。トラムに乗る際は、1日券などの乗車券を前もって用意しておきましょう。
ドアは乗るときにボタンを押すと開きます。降りるときは日本のバスと同じで、降りたいバス停の手前で降車ボタンを押します。