「ペルーではチップは必要なの?」「クレジットカードは使える?」「物価はどのくらい?」などなど、ペルー旅行で気になるのがお金のこと。
この記事ではペルー旅行で必要になってくるお金についてまとめました。
ペルーの通貨

ペルーの通貨はソル(sol)です。
メニューなどに書かれるときはS/.と略して書かれています。ソルの下にセンティモ(Centimo)という単位もあり、100センティモがS/.1となります。
お札は、S/.10.20.50.100.200の5種類、コインは、S/.1.2.5とセンティモが5.10.20.50とあります。
米ドル紙幣も使用できる
ペルーでは米ドルも流通しており、レストランや大きな土産物店、スーパーマーケットの場合は、米ドル紙幣で支払うことができます。
クレジットカードは使えるの?

ペルーでもホテルや外国人用レストラン、土産物店ではクレジットカードが使えます。また、ATMで現地通貨を直接引き出せすことも可能。
一部ホテルでは、宿泊の際にクレジットカードの提示を求められる場合もあるようなので、1枚は持っていると安心です。
ペルーで通用度の高いブランド
一番流通しているクレジットカードブランドは、VISAです。ほかにもmasterカードや、アメリカンエクスプレスも使えます。
現地で有効なブランドであることはもちろんですが、さらに便利に使いたいなら、海外旅行保険がついているカードがおすすめです。
別途、海外旅行保険に入る必要もなくなるので、一手間省けて便利です。ただ、保証範囲を事前に確認しておきましょう。
お金はいくら持っていくといい?

私の場合、9日間の旅行で日本出発時に5万円をUSドルに替え、470ドルほど持っていきました。しかし、100ドルは全く手をつけずに帰国したので、370ドルほど現地で使ったことになります。
9日間で370ドルということは、1日で41ドル、日本円にして4,300円程度、ペルー通貨では133s/.ですね。
この金額は1日の宿泊費(安宿)、食事、近距離の交通費、観光地への入場料、買い物代となります。
参考までに、とある1日のお小遣い帳を。

この日は、64.7s/.使いました。ドル換算で19.7ドル、日本円にして2,236円なので、あまり使わなかった日です。
利用するホテルやレストランのランクにもよりますが、1日あたり5,000円、多くても10,000円程度持っていくと安心です。
ペルーではホテルや、外国人用レストランでクレジットカードが使えるので、そういった場所ではクレジットカードで支払うなど使い分けるのも良いですね。
物価の目安

ペルーの物価は日本の半分程度で、大きな変動もなく安定しています。目安になる物価をいくつかご紹介しますので、ご参考にどうぞ。
買い物
- ミネラルウォーター:1S/.(32円)
- コーラ:2S/.(65円)
- ビール:5S/.(164円)
- パン:0.3S/.(9円)
食事
- 高級レストランのフルコース:300S/.(9,851円)
- 中級レストランで前菜とメイン:80S/.(2,627円)
- ファーストフード: 15S/.(492円)
- 地元食堂や市場の食堂…8S/.(280円)
- カフェでコーヒー&サンドイッチ:20S/.(656円)
交通費
- タクシー1乗り:4S/.(131円)
- 市バス1回:2S/.(65円)
チップは必要?

ペルーにはチップの習慣があります。ですが、必要な場合と不要な場合があるので状況に合わせて渡しましょう。
食事編
- レストラン…飲食した総額の10%程度
- ファストフードや地元の人が使うような庶民的な食堂…チップ不要
ホテル
- 荷物を運んでもらう…荷物1個につき1ドル程度(紙幣)
- ルームサービスを頼む…1回あたり2~3ドル程度(紙幣)
- バックパッカー向けの宿…基本的に不要。追加のサービスを頼んだ場合は払う
タクシー
基本的にチップは不要ですが、タクシーに乗るときや降りる際に荷物を運んでもらったら、お礼の意味も込めてチップを渡しましょう。金額は1s/.程度で充分です。
税金(免税品)について

お土産や食事、お金を使うシーンで気になるのが税金です。ペルーでは商品の代金にIGVと呼ばれる18%の付加価値税と、IPMと呼ばれる2%の地方促進税がかかります。
ですが、ホテルなどの宿泊施設の場合、IGVの18%は外国人旅行客は免除されます。
免税品を購入する場合
免税店があるのはリマのホルヘ・チャベス空港内だけ。荷物が増えることを考えると、帰国の際に空港で購入することをおすすめします。
