ナスカの地上絵やマチュピチュなど、数々の世界遺産があるペルー。そんなペルーへ行くためにはどうしたらいいのでしょう?
今回はビザの有無とペルーへの行き方をまとめました。
観光目的なら基本ビザは不要

観光目的で最大183日までの滞在ならビザは不要です。
入国のときに観光ビザが付く仕組みになっていて、入国審査のときに何日ペルーに滞在するか聞かれたりします。
何も言わないと1週間分のビザしかくれないこともあるので、長期滞在の場合はしっかり伝えましょう。ビザは延長できないので、ご注意ください。
また、入国にあたってパスポートの残存有効期間は、日本に帰ってくるまであれば、基本的には問題ありません。
ただし、北米経由で空路で入国する場合、6ヶ月以上の残存有効日数がもとめられるので、+ペルー滞在日数が残ったパスポートが必要です。
日本からペルーへのルート

2018年現在、日本からペルーへは直行便がありません。カナダやアメリカの各都市の空港で乗り換えて、首都のリマへ到着するのが一般的なルートになります。おもな航空会社は下記の通りです。
- 日本航空(JAL)
- アメリカン航空
- デルタ航空
- 全日空(ANA)
- ユナイテッド航空
特に日本航空とアメリカン航空、全日空とユナイテッド航空は同じアライアンスのグループなのでマイルもまとめて貯められるだけでなく、いろいろとスムーズです。
乗り継ぎ地は、マイアミやダラス、ロスアンゼルス経由が一般的。成田や羽田空港からのフライトならほぼ同日にリマのホルヘ・チャベス国際空港に到着できます。
ちなみに私が使用したコースは下記の通り。
ユナイテッド航空使用(2017年9月)
16:05/成田発→14:00/ヒューストン国際空港着(乗り継ぎ2時間30分)→16:40/同空港発→23:15/ホルヘ・チャベス国際空港着
と、乗り換え時間も含め約22時間のフライトで、同日にペルーの首都リマに到着することができました。
アメリカ経由はESTA(エスタ)が必須

ESTAは、2009年から導入された電子渡航認証システム。短期滞在のビザを免除している日本を含む国々が義務化しています。
ビザが免除されている人の情報を出発前にインターネットで収集しておき、ビザなしで訪米する条件を満たしているか、保安上のリスクをもたらさないかなどをチェックするシステムです。
ESTAの申請は、インターネットで10分もあればできてしまうのと、1度取得すれば2年間は有効期間となるので、渡航前に早めに取得して置くことをおすすめします。
