パリには、たくさんの移民が住んでいます。日本人はもちろん、アジアやアフリカ、そして中東からもたくさんの移民が暮らしているのです。
そのため、パリにもモスケ(フランス語でモスクの意味)が存在します。モスケは日本の仏教でいうお寺と一緒。そんな神聖な場所でアラビックを体験してみるのはいかがでしょうか。
どこにあるの?
パリのモスケは、パリの5区にあります。学生街の場所、いわゆるカルティエ・ラタンです。上からパリの街に突如と現れるモスケ。おそらく、初めて行く人はびっくりするかもしれませんね。
実はパリやパリ周辺は、モスケがいくつかあるのですが、パリの中でも一番大きなモスケなのです。イスラムの国にあるモスケは多くの場合、丸い形をしているのですが、パリのモスケは普通の建物のように四角いのも特徴です。白い壁がパリの街とは違い、異国情緒を感じることができるのも魅力の一つですよね。
基本情報
- 名前:La Mosquée de Paris(ラ・モスケ・ドゥ・パリ)
- 住所:39 rue Geoffrey Saint-Hilaire 75005 Paris
- 営業時間:レストラン12:00頃~24:00頃(ランチとディナーの間は一時閉店)
カフェ:9:00~24:00、雑貨屋:11:00~19:00 - ハマム(トルコ式サウナ) :女性は月、水、木、土(10:00~21:00)、金(14:00~20:00)、男性は火(14:00~21:00)、日(10:00~21:00)
- 定休日:なし
- 最寄り駅:メトロ「Censier Daubenton」(7番線)、「Place Monge」(7番線)
壁の中の風景
少し無機質な外観とは違って、中に入ってみると、パラダイスのような光景が広がります。中に入ると水の音や、お客さんの声で賑わっています。
植物が多いせいか、リラックスができる空間になっています。小鳥が遊びに来たりと、開放感が溢れる雰囲気の中、カフェやレストランで楽しむことができます。
カフェやレストラン情報
中では、カフェやレストランがあるので、食事や飲み物を楽しむことができます。たとえば、タジン鍋、クスクスなどは、アラブの伝統料理です。それを、ここパリで楽しむことができるのですから、大満足間違いありません!
そして、忘れてはいけないのが、ミントティーです。アラブの人たちは宗教上、お酒を飲めません。その代わりに、スイーツなどで楽しんでいるのです。ミントティーはまさにそれにあたります。甘いのですが、その甘さが癖になる人もいるでしょう。
ハマムを楽しむ
ハマムとは、トルコ式のサウナです。日本のように熱くないサウナに入り、垢すりやマッサージを堪能することができます。
水着着用ですが、旅で疲れている体を癒してくれること間違いありません。男性と女性で時間が違いますので、チェックしていきましょう。