飛行機に乗ってやっと長旅で到着してもこれで終わりではありません。ここからは、その国に入る「入国手続き」をしないといけないのです。
今回は入国カードや現地に到着後の入国手続きの流れをご紹介します。
機内での準備
目的地へ近づいてくると、到着の準備のために飛行機内も慌ただしくなります。機内では乗務員が入国カードや税関申告書を配ります(必要のない国もあります)。
入国カードは英語や現地の言語で書かれているので、分からない場合は乗務員に聞きましょう。記入方法はローマ字が基本です。
記入漏れや書き間違いがあると入国手続きに時間がかかってしまうので、事前に準備しておくと安心です。「入国先の国(アメリカなど) 入国カード」などと検索すればその国の記入例が出てきます。
プリントアウトしたり、メモして持参するとスムーズに記入できますよ。
到着してから
お手洗いをすませる
国によっては入国審査などでかなりの時間を要する場合があるので、到着をしたらできるだけお手洗いをすませましょう。
もちろん可能であれば機内ですませておくと良いのですが、多くの乗客が利用していると時間がなくなってしまいます。なので、到着してから行きましょう。
検疫
検疫に関は、対象の国以外はほとんどそのまま通過できます。何かの伝染病汚染地域国や汚染地域であれば、そのような検査や証明書、質問表も必要になります。
入国検査
国や時間帯によっても異なりますが、基本的に時間がかかるので心して並びましょう。
「非居住者(Non-residentなど)」と表示されているブースに並ぶ必要があります。必要なものは、パスポート、(必要な場合には)入国カード、帰国用の航空券などを持っていつでも提示できるように準備しておきます。
入国審査では、おもに入国目的や滞在期間、滞在先などを聞かれます。ただ、入国審査官によっては厳しい質問をされる場合もあので、長期で滞在する場合は目的をしっかりと言えるようにしておきましょう。
荷物の受取り
あなたの乗ってきた飛行機のフライト番号や、出発地が表示されているターンテーブルで荷物を待ちましょう。自分のスーツケースや荷物には分かりやすいように印を付けておくと良いですね。
もし荷物が出てこない場合は、搭乗手続きの際にもらっているクレイムタッグをカウンターや係員に見せましょう。
税関
荷物検査を受ける場合もありますが、そんなに時間はかかりません。すぐに終わります。申告書は機内で配られるので、きちんと記入をして準備しておきましょう。
ポイント
何かトラブルがあった際は、遠慮せずに係員に申し出ることが大事です。大きな都市であれば、現地に日本人係員がいる場合や、通訳が付く場合もあるので、念のために聞いてみると良いでしょう。