日光は修学旅行の定番スポットなので行ったことがある方も多いのでは?
世界遺産の社寺もあり、自然も豊富で癒やされること間違いありません。今回は日光の魅力をご案内します。
世界遺産の社寺
日光の社寺として世界遺産に登録されているのは、日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺の2社1寺です。東京から日帰りツアーで来ている外国人の方もよく見かけます。
なかでも東照宮の参拝はおすすめ。眠り猫や三猿等の彫刻もすばらしいですし、近年修復しなおして内部の床の漆もぴかぴかになっているので訪れる価値大です。
かなりきつい階段を登ると、家康公のお墓のあるところまで参拝できます。江戸時代は代々将軍しか参拝できなかったといいますから、歴史の流れを感じます。
東照宮に代表されるように日光の美しさは自然と人工物の調和といえます。
圧巻の華厳の滝
日光の観光というと、東照宮などだけでなく、忘れてはいけないのが華厳の滝です。
日光市街から華厳の滝のあるところまでは、いろは坂を通ってバスか車で来ることになります。この滝は茨城県の袋田の滝、和歌山県の那智の滝と並んで日本3名瀑の1つです。
滝を見るにはエレベーターで下の観滝台まで降ります。ちょっとあっけない感じで下まで着くのですが、ここから見る滝はすごい迫力です!
落差は97メートル、幅は7メートル、しばらく見ていても飽きません。滝の上にも観滝台はありますが、やはり下から見るほうが圧巻です。
滝の源になっているのが中禅寺湖です。このあたりからは自然満喫といったところ、ドライブにもサイクリングにも最適な場所です。
大自然も魅力
日光の魅力のひとつは大自然。中禅寺湖や華厳の滝のあたりから奥日光と言われる地域になります。ここで一押しなのが、戦場ヶ原の木道ウォークです。
よく戦場ヶ原というと、国道沿いの見晴台から見てそれで観光終了、といったことが多いのですが、実はちょっとなかに入ったところに整備された遊歩道があるのです。
いろいろコースはありますが、おすすめなのが湯滝まで車かバスで行き、ここから出発して湯川沿いに木道を歩くコースです。
大体2時間といったところでしょうか、終点は赤沼のバス停にします。ここからはバスで湯滝まで戻ってくるか、もしくは市内や湯元温泉に移動という感じで動けます。
とにかくここの遊歩道は、自然満喫で水もきれいだし、鳥のさえずりも聞こえますし、ちょっと日本離れしたところです。
天気がよければ、男体山も見えますし、木道ですから歩きやすいです。ハイキングするにあたっては、食料は事前に用意しておきましょう。お水も必携です。
おトイレは湯滝と赤沼のバス停にしかないので水分は控えめにしたほうがいいかもしれません。時期としては新緑から紅葉までの時期です。
宿はペンションからホテルまで
日光は昔からの観光地とあって、ペンションからホテルまでたくさん選び放題です。ペンション街はどちらかというと、霧降高原あたりに多いです。日光駅からの送迎をしてくれるところもあります。
日光市内のペンションやホテルは温泉でないところが多いため、温泉が楽しみたい方には、奥日光のホテルがいいでしょう。乳白色のいい温泉です。