ペルーに行ったら必ず行きたいのが「マチュピチュ」です。
世界遺産にも登録され、毎年世界中からたくさんの観光客が訪れる場所。
そんなマチュピチュへ行く方法をご紹介します。
- リマからクスコ・・・陸路or空路
- クスコからマチュピチュ村・・・列車or徒歩
- マチュピチュ村からマチュピチュ ・・・バスro徒歩
リマからクスコ/空路or陸路
空路と陸路は時間かお金どちらを取るか?ということと同じことになります。時間を短縮するなら空路、お金を安くすませるなら陸路という訳ですね。さっそく比較していきましょう。
空路

リマからクスコへのフライトは、ペルー国内線でフライト本数が一番多い航路で、ランチリ航空を筆頭に5社が乗り入れてます。
- 所要時間:約1時間20分
- 平均価格:488S/.(16,000円)
- おもな航空会社:ラタム航空、スターペルー、アビアンカ航空、ペルビアン航空、LCペルー
リマからクスコへは有視界飛行のため、早朝から午後早い時間帯までのフライトがメインです。
日本からリマに着く便は深夜着が多いため、空港内や、近隣ホテルに宿泊して、翌朝早い便でクスコに向かうパターンが主流になります。
陸路
陸路はバスを使います。リマからクスコまでは1,000km以上、さらにアンデス山脈を超えるため、その道は険しく時間もかかります。
- 所要時間:21時間
- 平均価格:80S/.〜185S/.(2,600円〜6,075円)
- おもなバス会社:クルスデルソル社、オルメーニョ社、シヴァ社
この3社は、バスの設備が整っているので、このどれかに乗ることをおすすめします。トイレ、リクライニングシート、食事付き、なかにはwi-fiが使えるバスもあります。
バスは街中にあるバスターミナルから出発。チケットはネットで事前に予約できますし、当日窓口で購入することもできます。
クスコからマチュピチュ村/列車or徒歩

クスコからマチュピチュのあるマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)までは、アンデスの山々の景色をのんびり眺めながら行く列車ルートか、古代インカ人も歩いたであろうインカ道や、線路の上を歩く、通称「スタンドバイミー」ルートのどちらかとなります。
列車

駅はクスコからタクシーで20分(20S/.)のポロイ駅か、乗り合いバスで1時間半(10S/.)のオリャンタイタンボ駅から乗車しますが、ポロイ駅発着の便は本数が少なめです。
列車はブルーのボディがアンデス山脈に映えるペルーレイルか、

後発のインカレイル。

インカレイルはオリャンタイタンボ駅発のみで、ポロイ駅は使用しません。
どちらも座席の種類は3種類あり、料金の違い=サービスの違いとなります。一番高い座席は「車内で食事付き」「マチュピチュ入場券」「マチュピチュでのランチ」も入って1,466S/.。
安いのは乗車券と車内でのドリンクサービスのみで182S/.程度です。

徒歩
クスコの町から乗り合いバスで水力発電所まで行き(60S/.)、そこから線路に沿って歩くこと3時間で、マチュピチュ村に到着します。
私はこのルートを使用していないので、写真がないのですが、マチュピチュの宿で出会った方が、このルートを使ったとのことで、聞いた話をご紹介します。
クスコの旅行代理店でバスの予約さえできてしまえば、後は延々と歩くだけです。線路のそばを歩いたり、電車が通らないときは、直接線路上を歩けるので、まるで気分は映画のスタンドバイミー気分。
そのせいもあって、この徒歩コースはスタンドバイミーコースとも呼ばれています。
マチュピチュ村からマチュピチュ/バスor徒歩
マチュピチュ村からマチュピチュまでは、標高400メートル差をジグザグの道を登る必要があります。
この道路はマチュピチュの発見者の名前を取って「ハイラム・ビンガムロード」と名付けられています。
バス

マチュピチュ駅のそばに、小さなチケット売り場があり、そこでバスチケットを購入できます。
- 所要時間:25分程度
- 料金:片道39S/.(往復で78S/.)
行きは朝の5時半から午後2時半頃まで乗客が集まり次第発車します。帰りは11時半から17時半までの運行です。
徒歩
バスがジグザグに登って行く坂にほぼ垂直に、徒歩ルートが整備されていますので、そこを2時間かけて登っていきます。
料金は無料ですが、400メートル差を垂直に登るのは体力が必要とされるうえに、登りきった後にマチュピチュ見学が待ってますので、体力のある方以外にはおすすめできません。
せっかくマチュピチュに着いたのに、力つきてしまったら元も子もないですからね。
体力・時間・お金と相談のうえ、ベストなルートをお選びください。また、行きと帰りで違うルートを使うのも良いかもしれません。
