一生に一度は行きたい場所として、メディアでも取り上げられるペルーのマチュピチュ。
遺跡の保存に莫大な費用がかかるため、遺跡を守るために入場者数を制限していたり、毎年入場料が値上がりしたりと、徐々に行き難くなりつつあります。
そんなマチュピチュ(+ワイナピチュ)に行ってきました!
日本から24時間かけて、地球の裏側へ

マチュピチュの入り口についたのは日本を出て39時間後でした。マチュピチュ(半日見学)とワイナピチュ登山(7:00~8:00入場組)のチケットは事前に日本でゲットし、朝の7:30にマチュピチュの入り口へ。


2017年7月より、マチュピチュへの入場はガイドを連れて行くことが必須となり、ガイド料が余計にかかったり、自由に動けなくなりましたが、私が行ったのは移行期間中の9月末だったので、1人でも問題なく入場できました。
5分ほど歩くと、目の前が急に開けて、夢にまでみたマチュピチュが見えてきました!

テレビや雑誌でみるマチュピチュの姿がそこにありました。
生で見ると迫力が違うし、感動もひとしおでしたが、まずは8:00までにワイナピチュ登山の入り口へ行かないといけないので、マチュピチュを横切り、ワイナピチュの入り口へ。

ワイナピチュとは年老いた峰という意味で、マチュピチュの若い峰と対になっています。

1日400人しか入場できないレアな場所で、マチュピチュ全景を上から見下ろせる唯一の場所です。

登山時間は平均2時間。そこを私は2時間半かけて上から見るマチュピチュを堪能しました。

途中、こんな怖い階段に遭遇。今は使ってませんが当時は、ここをたくさんの人が上り下りしていたのかもしれません。

登山で震える足に鞭打ち、マチュピチュ見学へ
精巧な石積みのマチュピチュの中を順路に沿って歩いていると、リャマに遭遇。

大きな目と長いまつげがキュートでした。
続いて、コンドルの神殿へ。

ここはコンドルが頭を下にして翼を広げた姿を表したと言われています。上部の穴にはミイラが収められており、当時は牢獄として使われていたと言う説もあるそうです。
顔を上げると、奥には段々畑がきれいに並んでいます。

この日は天気もよく、きれいな青空にマチュピチュの石組みがとても映えていました。
3時間の見学後、催してきましたが、遺跡内にトイレがないため、トイレに行くときは一度遺跡を出て再入場をします。
トイレのある広場にはこれから入場する人、見学が終わって休憩する人、バスを待つ人などでごったがえしています。

バスで来た道を徒歩で歩く人用のハイキングコースもありました。

このハイキングコース入り口の隣に小さな屋根のある建物があり、そこに記念スタンプがありますので、ぜひ、記念に押してください。

また、遺跡にはブヨがいますので、虫除けと肌を露出しない服装がおすすめです。私は虫除けをするのが遅くて、両腕で10カ所以上、刺されてしまいました。
マチュピチュ滞在時間は、約1時間、ワイナピチュ登山と合わせて4時間程度の滞在でした。

山に囲まれた秘境マチュピチュは、「天空の城」「忘れられた都市」という言葉がぴったりで、ずっと昔から変わらぬ姿でそこにいる、それを現代の自分が見ている。という過去と今がクロスしたような不思議な感覚になれました。
最後にワイナピチュから見たマチュピチュもご紹介します!

こんな山の上にどうやって石を運び、町を作ったのか、古代インカの人々の技術力は、とてつもなく高いものだったんだろうなあ。
年々入場の条件が厳しくなるマチュピチュですので、一度は見たいと考えている方は早めに行くことをおすすめします。悠久の時の流れを感じてください。

