ロンドンといえば、お土産品でも良く見かけるあのかわいいもの・・・そう!「2階建てバス」です。
ダブルデッカーとも呼ばれているあのロンドンバスは、現地の人には欠かせない交通手段になっています。そして、もちろん観光客にも欠かせませんよね!
ただ、どうやって乗ったら良いの?と不安に思っている人もいるでしょう。そんな人のためにも、2階建てバスの乗り方をご案内します!
バスの運賃
まずは、バスの運賃からご説明します。
ロンドンでは、「オイスター(Oyster)」と呼ばれているSuicaやICOCAのような存在のICカードがあります。それをまず入手しないと、一回一回直接運転手に払うことになり運賃が倍もするのです。オイスターで払うと半額で乗れるので、まずはオイスターを買いましょう。
オイスターは、駅の窓口か自動発券機などで購入することができます。デポジット(5ユーロ、しかし払い戻しのときに返金あり)が必要ですが、それさえ払えば今後の交通も無敵です。ただ、週末料金や時間帯によっても細かいルールがあるので、事前に調べておきましょう。
バス停を探そう
乗るときには、バス停からでないと乗れません。たまに、現地の人は無理矢理運転手に合図をして乗ってこようとしますが、危険なのでやめましょう。
バス停はロンドンのいたるところにあります。そして、だいたいのバス停には行き先と停留所も路線図記されているので、今からどこに行きたいのかを知ったうえで探すと良いでしょう。
ただ、「深夜バス(Night Buses)」は夜にしか走らないバスなので、昼の利用のときはこれは気にせずに!
バスに乗ろう
日本では、バス停に誰かいれば必ず止まってくれますが、ロンドンは違います。自分の行き先のバス(番号や最終駅で判断)が来たら、手を挙げてバスの運転手に合図します。そうしなければ止まってくれない場合もあるので、勇気を出してバスを止めましょう。
バスに乗るとロンドンの場合は先に料金を払います。オイスターを持っていれば、専用の機械に「ピッ」とするだけで支払うことができますし、一回券の場合は運転手に払いましょう。札で出すとおつりがない場合もあるので、なるべく小銭で支払いましょう。
「2階建てバス」なのですから、ぜひ2階に乗ってみましょう。景色も良いですし、2階の一番前は見晴らしが最高です!しかし、乗り降りするときには揺れるので注意しておきましょう。
降りるとき
基本的に、バスの車内では次のバス停名が表示されています。ただ、壊れている場合は、運転手がアナウンスしたり、まったくない場合もあります。その場合は、この場所かな?と思うと降りるのですが、分からない場合は誰かに聞きましょう。
そして、車内にはバスの路線図がないので、不便さは感じるかもしれません。いざ目的の停留所が来たら、近くにあるボタンを押して「チン」というベルが鳴ったら降りる合図です。せっかくのロンドンバスなので、ぜひ体験してみると良いでしょう。