現存12天守の中でも、高知城は本丸の建物がほぼ完全な形に残る全国でも唯一の城。
ただの旅行好きで決して歴史マニアではない私ですが、旅行先であちこちの城を巡ってきた身として、この城は外せないだろうということで、先日行ってきました。
車で行くにあたり、高知城にも駐車場があるのですが、ひろめ市場の駐車場の方が広くて停めやすいと聞いたので、こちらに車を止めさせてもらいました。
距離的にもほとんど変わらない近さのようです(酒飲みではないので、ひろめ市場はあっさりスルー)。
少し歩くと目に入るのが、高知城の表門である追手門。

特筆すべきは門の大きさもさることながら、その石垣の大きさ。高知城は全体的に石垣の重厚感が強く感じられます。遠くから眺めると優美で穏やかに見える高知城ですが、近くで見るとあちらこちらにこうした荒々しさが感じられます。

追手門を正面から。門の向こうに工事中の囲いがあるのが残念。こればかりはどうしようもないですよね。
と、つい追手門に目がいってしまうのですが、この城の入口手前に山内一豊像があるのを忘れないよう注意。というか、私は危うく見逃すところでした。

城の中には公園もあり、随分と広い印象です。
中央にあるのは板垣退助の像。

写真の真ん中にあるでっぱりは排水のための石桶(いしどい)。

高知城は雨の多い高知の気候を反映して、こうした水回りに気を払っているところがいくつもあるとのこと。晴天の日を狙っていったのですが、敢えて雨の日の高知城を訪れるのもいいですね。次回は雨の日に来よう。
高知城天守の入場料は420円ですが、「MY遊バス」を使えば330円まで下がります。車でなく高知を観光するにはこちらのチケットがおすすめです。MY遊バスの詳細はこちら。
城内はかなり広く、中にはこうした庭園のように見える場所も。

他の城と比べても広めの城内には、あちこちにこうした展示物が並べられています。

けれど、それより私が見て欲しいのはこの柱や梁などの重厚感。
これだけの木を調達できるあたりも、さすが土佐の国ですよね。
3層6階にもなる天守は、城内の至るところから見える位置にあります。見た目以上に中が広く、最上階へ辿りつくのも一苦労でした。

最上階からの景色。
こうしてみると、高知市自体がかなりの大きさですね。

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建造物のどれもに歴史を感じることのできる高知城。ぜひまた訪れに来たいです。
旅データ
- 利用料:420円
- アクセス:高知城前から徒歩5分
- URL:https://kochipark.jp/kochijyo/