埼玉

【日高市】日本一の群生地!フォトジェニックな赤の絨毯が広がる曼珠沙華の里「巾着田」

曼珠沙華

夏が終わり、涼しい風が吹き始めるころ、田んぼの畦に咲く彼岸花。その繊細な花のかたち、葉もなくすっきりとした茎、目の覚めるような赤い色の曼珠沙華。今回は日本一の群生地としても有名な日高市の巾着田を訪れました。

西武池袋線の高麗(こま)駅で下車。案内看板に従っておよそ15分、のどかな田舎道を進みます。

のどかな田舎道

道すがらあちこち彼岸花の販売所が。花の色、赤だけでなく、白やピンクがあることを初めて知りました。特産品なんかも販売されていて、地元の盛り上がりが感じられます。

彼岸花の販売所

こちらの川は高麗川と言うそうです。川底までみえるくらい透き通っています。この川が円を描くように蛇行していて、その中州部分が巾着のような形をしていることから、この場所が“巾着田”と言われるようになったそうです。

高麗川

川の奥の方には彼岸花であろう赤い色が少し見えています。

いよいよ、群生地に足を踏み入れます。見てください、この一面の赤のじゅうたん!

彼岸花

木漏れ日のなか浮き上がる妖しくも美しい幻想的な風景。

曼珠沙華

夢中で写真を撮りました。

曼珠沙華

彼岸のころに咲くことから、彼岸花というそうですが多くの別名があります。代表的なのが曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。

ほかにも死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、毒花(どくばな)、痺れ花(しびればな)葉見ず花見ず(はみずはなみず)など、1,000近くもあると言われています。

どうも不吉な名前が多いのは、根に毒があること、秋に花が咲いて春に枯れるという、ほかの植物と反対の性質をもつことが影響しているようです。

曼珠沙華

昔ほどそうした考えは少なくなっていると思いますが、彼岸花の妖しい魅力に惹きつけられてしまうのは、今も昔も同じかもしれません。

曼珠沙華

群生はその数500万本とも言われます。どこまでも広がる赤い景色、整備された散策路を歩きながら、写真を撮り続けました。太陽の光の当たり具合で、まったく違う表情になるので、見ていて飽きることがありません。

曼珠沙華

群生地のすぐ脇には高麗川の清流が流れています。

高麗川の清流

足を川面に浸したり、お弁当を食べたり、くつろいでいる人の姿がたくさん見られました。

また、群生地の東側には木製トラス構造の橋としては日本一という長さの(91m)あいあい橋があります。周囲の景観にうまく融け込んだ素朴なデザインの歩行者専用橋で、この橋の上から見下ろす群生地も素敵ですよ。

あいあい橋

巾着田には曼珠沙華と同時にコスモスも開花期を迎え、一緒に楽しむことができます。真っ赤に彩られた曼珠沙華とは対照的に、淡いピンクや白の可憐なコスモスが一面に咲く光景が見られます。曼珠沙華に圧倒された後の心が思わず和んでしまう景色です。

コスモス

彼岸花も清流も楽しめる魅力的な場所「巾着田」。さらに、彼岸花の開花時期に合わせて、地元のグルメや特産品の屋台も出店する“曼珠沙華まつり”も開催されています。秋の一日を満喫できるフォトジェニックスポット、ぜひカメラ片手にお出かけください。

旅データ

  • アクセス:高麗(こま)駅から徒歩20分、高麗駅から国際興業バス(高麗駅経由飯能駅行)「巾着田」バス停から徒歩3分
  • URL:http://www.kinchakuda.com/