さあ、海外いくぞ!と行く先を決めて、ツアーか個人手配かで日程も大丈夫!持って行くものもばっちりだ!という段階に来たとしましょう。
次に考えたいのは、国際線の機内対策です。「ただちゃんと搭乗時刻に間に合うようにゲートにいればいいんでしょ?」
もちろん、それはそのとおり。しかし、長時間の国際線、なめてかかると怖いことになります。そこで今回は国際線での機内対策についてご案内します。
席は通路側を選ぶ
はっきり言って、機内の座席選びは、機内の時間を快適に過ごすにはとても大事な選択肢と言っても良いでしょう。
好みもありますが、やはりオススメは通路側。
なぜなら、トイレやしんどくなったときにすぐに立つことができるからです。窓際も景色が見ることができたり、寝る際に快適と思うかもしれません。
確かにそうなのですが、景色といっても、離陸と着陸の際のほんの少しだけであとは空の景色です。それだったら、やはり通路側に座って、自由に座ったり立ったりできる席のほうが良いでしょう。
羽織るものを用意する
一般的に機内の温度は低いです。離陸後しばらくはなんともなくても、段々冷えてくることがよくあります。夏でも寒いくらいで、冷え性の方にとってはとても辛いかもしれません。
ブランケットを余分にもう1枚もらってなんとかなることもありますが、満席の場合などは、CAに言っても『ない』の一言で片付けられてしまうこともあります。
その人の体感温度によりますが、1枚か2枚上に羽織るものを余分に持っていたほうが安心です。暑くなったら脱ぐこともできますし、もちろん機内で着ることもできます。
乾燥に気をつける
機内は思った以上に湿度が低く乾燥しています。なんと湿度は20%~230%。20%というと、よくあるデジタル湿度計だと計測不能になる値です。普通、人が快適にすごせる湿度は40%からせいぜい70%弱くらいです。
そのため現地に着くまでに風邪をひいてしまう人、肌の状態が悪くなってしまう人も少なくありません。そのようなトラブルを避けるための必需品がマスクです。
これは別に高機能のお値段の高いものでなくても構いません。お徳用パックのもので十分です。ただ、長時間つけていることになるので、使い心地の良いものがベターです。
また、肌の保湿も大事です。保湿クリーム、保湿ミスト(機内に乗るときは透明な袋に入れて乗ります)などを持参したり、喉が渇いたと思ったら、すぐにCAの人たちに水分をもらいましょう。
航空会社によっては、ペットボトルがついている場合もあるので遠慮せずにもらえます。