バリ島やボロブドゥールが観光地としてよく知られていますが、インドネシアには他にも魅力ある場所がたくさんあります。ここではほんの一部を紹介します。
まるで月面?!「ブロモ山」
ジャワ島の東の都市スラバヤ近くにあるブロモ山。この辺りの人々にとってブロモ山は神聖なる聖地。近くのチェモロ・ラワンという村に泊まって朝日を見に行くのがお決まりコースです。
日の出に間に合うためには深夜3時~4時くらいに宿を出発しないといけないので、もし一人旅なら他の旅行者と一緒に行くことをオススメします。
チェモロ・ラワンからブロモ山までは約1時間。歩くのに自信がない人は、馬に乗って登山することもできます。入口付近に馬を引いた客引きの人たちがたくさん待機しています。
料金は交渉次第。月光の中のトレッキング。馬に揺られながらの登山。ブロモ山の光景は幻想的で言葉にするのが難しいくらい。次第に明るくなるにつれて現れる神秘的な風景に、心動くはずです。
花の島「フローレス島」
花という意味があるフローレス島。バリ島より東の島々ヌサ・トゥンガラ諸島にある島の一つです。この島の人々の約85%はカトリック教徒。インドネシアでは珍しいキリスト教の教会が点在しています。
近隣の村へのツアーも催行されていて、あまり観光地化されていない自然な人々の暮らしに触れることができます。世界最大のオオトカゲ、コモドオオトカゲが生息しているコモド島へのアクセスも良いです。
石器時代にタイムトリップ「パプア」
ニューギニア島の西半分パプアはインドネシアなのです。標高5000メートル以上の山々に囲まれた盆地に、裸族が石器時代からの生活習慣を守りながら暮らしています。
集落を訪れるには、ガイドとポーターをつけてトレッキングをしながら向かいます。宿泊は村の人の家でホームステイをすることになります。
一週間ほど時間をかけてゆっくりいろいろな村を訪れたいところですが、時間のない人向けに1泊2日からツアーがありますのでご心配なく。一生に一度は訪れてみたいところの一つではないでしょうか。