どこの国に行くにも、必ず必要なのが入国審査です。これがなければその国には入ることができません。
最近はどこの国も厳しくなっていたり、その国独特のルールがあったりといろいろな情報を知っておきたいもの。
ここでは、フランスの入国審査に関してお伝えします。
フランスの空港
フランスは各地に空港があります。飛行機での旅行はとても便利です。日本から直行便でフランスに向かう場合は、シャルル・ド・ゴール国際空港に到着します。
ただ、どこかに立ち寄ったり、経由して向かう場合は、ほかの空港になる可能性もあります。シャルル・ド・ゴール国際空港は大きい空港なので、迷うことがないようにしておきましょう。
もし迷ったのであれば、係員に聞いてみましょう。パリは比較的英語の通じる場所です。
入国には何が必要?
昔は、入国の際に必要だった「入国カード」ですが、最近は特に必要がなくなりました。ただ、日本からではなくほかの国を経由する場合は必要なこともありますので、それは調べておきましょう。
90日以内で観光目的のフランス滞在は、パスポートだけで大丈夫です。長期滞在する場合は、ビザの問題がありますので、それは事前にチェックしておきましょう。
シェンゲン協定とは?
EUに加盟している一部の国が結ぶ検査廃止協定のことを指します。日本は加盟国以外なので、入国は到着した空港と最後に出国する空港で入国・税関審査を受ける必要があるのです。
フランス入国の流れを知っておこう
1.入国審査
EU諸国外旅行者用列に並びます。審査官にパスポートを提示して審査を受けます。このとき、写真や指紋を取られることもあるので知っておきましょう。いくつかの質問を受けるのもこのときです。
2.荷物を受けとる
日本出発のときにスーツケースなどの手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受けとります。このとき、だいたい「便名」「出発地」が表示されているのでチェックしてみましょう。
3.税関
免税範囲内の人は緑色ランプのゲートへ。申告するものがある人は赤色ランプのゲートへ進みます。赤色ランプの人のみ審査を受けます。特に申告をしない人でも、荷物が多すぎる場合は、審査官に呼ばれて審査を受ける場合もあります。
入国審査のときのワンポイント英会話
フランスはフランス語圏ですが、入国審査の際は英語でも通じます。もし困ったら、これらの文を思い出して言ってみましょう。
Q:パスポートを見せてください。
Show me your passport, please./ May I see your passport?
A:どうぞ。
Here you are.
Q:訪れた目的はなんですか?
What’s the purpose of your visit?
A:観光です。/休暇です。
Sightseeing. / On vacation.
Q:この国にどのぐらい滞在しますか?
How long will you stay in this country? / How long are you going to stay in this country?
A:6日間です。 / 2週間ぐらいです。
For six days. / About two weeks.
英語がよくわかりません。
I’m not good at English.
日本語が話せる人はいますか?
Does anybody here speak Japanese? / Are there those who can speak Japanese?