ヨーロッパでも常に人気のある国、フランスですが、女性の海外ひとり旅でも行きたいと思っている人も少なくないはず。
ただ、女性はいろいろなことを気にしておかなければなりませんよね。フランスの水は硬水、そしてトイレはあまりないといわれています。
どんなことに注意して旅行すれば良いのでしょうか?
フランスの水ってどうなの?
フランスの大部分は、「硬水」といわれている水です。体験した人も多いかもしれませんが、髪を洗うと髪がパサパサになったり、食器を洗うと白い石灰が残っているという経験もあるかもしれません。
ただ、同じ国でも、硬水の場所と軟水の場所があるのです。
人気の都市パリ、そしてそのほかの多くの都市は「硬水」といわれていますが、ブルターニュ、オーヴェルニュ地方は石灰分が少ないので軟水なのです。
硬水は体に良くないの?
硬水は、飲むと体に良くないというイメージがあるかもしれません。しかしながら、旅行に数日間来ているだけでは特に体に影響はないと考えても良いでしょう。
フランス政府が正式に発表している内容では、たとえパリの水を一生飲み続けたとしても、健康に過ごせるといわれています。
さらに、硬水にはカルシウムやマグネシウムを多く含んでいるので、水から体に必要なカルシウムやマグネシウムを摂取することも可能なのです。
ただ、どうしても気になる人はミネラルウォーターを購入しましょう。
フランスのトイレ事情
日本に住んでいると、どこに行くにしてもトイレの心配は必要ないですよね。コンビニ、公衆トイレ、駅のトイレなど数多く存在しています。
しかし、フランスではそうはいきません。まず、基本的にトイレはあまりないと考えていたほうが良いでしょう。
どこで行くの?
フランスでのトイレのポイントは、「特にトイレに行きたくなくても行く」ことです。たとえば、レストランやカフェにはトイレは基本的にあるのですが、観光地などはあまりないこともあります。
そのため、食事やお茶をしたついでにトイレに行っておきましょう。
注意しておきたいところ
最近は、道路にも公衆トイレがあるのですが、かなりの臭いを覚悟しなければならないのと、トイレットペーパーがない場合があります。さらに、便座がないことも多々あります。
パリジェンヌは公衆トイレが不衛生なことを知っています。そのため、みんな中腰になってしているのです。
ひとりでフランスを旅行する際は、いつでも使えるようにティッシュなどを持ち歩いていると良いでしょう。そして、有料トイレも多々あるので、小銭を持っておく必要もあります。