ヨーロッパへの旅

【イギリス】国境の町カーライルが魅力的すぎて…予定変更してしまいました(^_^;)

カーライル大聖堂

イギリスへひとり旅をしたとき、ハドリアヌスの長城を見学したくて、カーライルにホテルを取ることにしました。

しかしカーライルの街に見どころがありすぎて、予定を大幅に変更して存分に観光してしまいました…!そんなカーライルの観光体験をご紹介します。

長城観光の拠点、ですが…?!

カーライルはイングランドの北西部にある、スコットランドとの国境の街です。湖水地方の北の玄関口でもありますが、何といっても目玉はハドリアヌスの長城観光。

ローマ皇帝であるハドリアヌスの命により、2世紀に建てられた石造りの城壁と砦が現在も残っています。ここへはカーライルを拠点にして、バスや鉄道で訪れるのが一番便利とされています。

ローマ時代のブリテン島の歴史にとても興味がある筆者は、ここの観光も今回の旅のメインと考えていました。

前日宿泊していたヨークを昼に出発、途中2時間ほどダラムを観光し、ニューキャッスルでタインバレー鉄道に乗り換えます。この鉄道は長城に沿って走っていまして、稀に車窓から長城らしき石積みが見え、とてもワクワクしていました。

カーライル駅に着いたのは午後2時頃で、すぐにバスターミナルへ向かい(徒歩で10分ほどと離れた場所にあります)、長城の中心であるハウステッド砦行きバスの時間を確認しました。

すると最終便は何と3時!これに乗らないと向こうから帰ってくる便に乗れず、そして長城見学の時間もわずかです。この日のうちに行くのは泣く泣く諦め、バスターミナル近くにあるホテルへ向かいました。

ホテルはとても歴史がある建物で、こちらの見学や夕飯の調達、周辺散策で夜を迎えました。翌日は朝に少しだけ、ホテルに隣接するカーライル大聖堂へ行き、その後10時頃に出発する長城行きのバスに乗るつもりでした。

しかし大聖堂が思いがけず素晴らしかったことと、とても興味ある博物館やお城があることから、ついに長城へ行くのを諦めてしまいました。

朝から雨が降っていたこと、旅行の中日でちょっと疲れていたことも関係あると思いますが、10時を過ぎたあたりで断念。カーライル観光は素晴らしかったけれど、帰国した今となってはやっぱり行っておくんだった!と少し残念です。

カーライル大聖堂

カーライル大聖堂

さてそんなカーライル大聖堂ですが、8世紀には元となるセントメアリー修道院が建てられていました。12世紀に火災にあった後に再建され現在に至ります。

一番有名なのは祭壇にある14世紀のステンドグラスで、とても緻密な柄が素敵な立派なものでした。しかし私が一番目を奪われたのは、身廊(しんろう)部の真っ青な天井です。

ステンドグラス

とても鮮やかな青で一面塗られており、まるで星のような柄が描かれています。いつまでも上を向いて眺めてしまいました。

あまり大きくない教会ですが、内陣中2階?にあるパイプオルガンもとても素敵で、観光客も少なくとても良い雰囲気でした。

教会の地下には、ローマ時代の遺構や出土品が展示・保存されていて、自由に見学することができます(ここで捕まってしまい、長城を諦めることとなりました)。

カーライル大聖堂内部

実はイギリス国内の大きな教会の地下には、こうした展示スペースを設けることがあるようです。地中に埋まっていた建物の基礎や出土した装飾品、ケルト十字といろいろ展示されていました。解説パネルも充実していました。

教会周辺はちょっとしたガーデンが整えられており、芝生も青々、花壇は花ざかりの季節でとても素敵でした。赤い煉瓦や石で造られた教会建物とのコントラストが良かったです。

カーライル城

カーライル城

カーライル大聖堂を出た後はカーライル城に向かいました。国境の街であるカーライルにはローマ時代から砦が築かれました。11世紀には現在に近い形の城塞が築かれ、以来イングランドの対スコットランド要塞として重要な役割をはたしてきました。

城と呼ばれていますが、内部は無骨な感じの石造りで正に要塞といった感じ。内部展示も特に華美に飾り立てず、建物そのものを味わえるようになっていました。

城内にはいくつもの建物(全て石造り)が建てられており、武器庫や牢屋といった施設だったようです。現在武器庫内部は軍事博物館(近代のスコットランド連隊に関する内容)となっています。

カーライル城内部

城周辺の城壁は見張り用の通路となっており、この上を実際歩くこともできます。

トゥリーハウス博物館

トゥリーハウス博物館

カーライル城へ向かう途中、とても素敵なガーデンがある建物を見かけました。ガイドブックで調べてみると、トゥルーリーハウス博物館という施設。カフェがあったのでお昼ご飯がてら寄りました。

内部はカフェ・博物館以外に美術館と市民向けスペースがあり、本当は食事だけで出るつもりでしたが、博物館の展示が気になりつい見学へ。

ここは長城に関する展示が充実していて、本来なら見学前の予備知識を仕入れる博物館なのですが、展示方法や展示品がとてもわかりやすくておもしろくて、ついつい長居をしてしまいました。そして長城行きバスの最終便をまたしても見送ることとなりました…

このように1日たっぷり楽しめるカーライルの街。次に訪れたときは絶対に2泊して、長城と街の施設と両方とも堪能するぞ!とかたく心に誓いながら次の目的地へ向かいました。

カーライルはイギリス観光の点ではちょっと地味な街ではありますが、ぜひ滞在してみてください。おすすめです。

ABOUT ME
ayamocha
旅が好き&出張の多い仕事のため、国内あちこちに出没しています。たまに海外も行きます。目下の目標は四国に初上陸して、47都道府県全てを訪れることです。各地の楽しい情報をみなさまにお届けできるような記事を心がけます。